Q & AQ & A


1. チケットはどこで買えますか?

公演によっては、チケットぴあやローソンチケットなどでも購入できます。 各能楽堂でもチケットの取り扱いをしていますので、お気軽にまずはお電話を。
大槻能楽堂: 06-6761-8055

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2. 料金はいくらぐらいですか?

公演の種類によってまちまちです。定期公演で3000円〜5000円、 追善会や演目による特別公演などは、8000円〜10000円ぐらいまで 様々です。

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3. 座席指定できますか?

公演によります。最近の大槻能楽堂自主公演は、基本的には自由席ですが、お電話にて座席指定サービスをしています。

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4. カジュアルな服装でも大丈夫ですか?

全く問題ありません。服装はご自由です。

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5. どこの席がお勧めですか?

正面席です。初心者の方は特に迫力の伝わりやすい前の方がお勧めです。ただし、慣れてきたらワキ正面も、違った角度で見ることができて面白いです。多方面から観ることができるのが、能舞台の特色です。

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6. 初心者にお勧めの演目はありますか?

どの曲が初心者向き・・・とは一概に言えません。観る前に少し曲のあらすじやみどころなどを理解しておくと、楽しめますし、人によって楽しみ方は様々です。でも、敢えて言うと、ストーリー展開が判り易いものや、鬼や妖怪が活躍するものなどは判りやすいでしょう。人気曲は、土蜘蛛安達原船弁慶葵上、などなど。

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7. 公演時間は大体どれぐらいですか?

能1番、おおよそ1時間〜1時間20分くらい。狂言1番は15分〜30分。公演によって、能が何番、狂言が何番かで様々です。

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8. 友の会の会員ですが、座席指定はいつからどうやってできますか?

一般の方は2ヶ月前からですが、友の会の方は2ヶ月5日前から座席指定が可能です。

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9. 薪能って何ですか?

夕方から夜にかけて行われて、神社から御神火を持ち火入式をして薪の灯りで能を観る、大変雰囲気のある催しです。昔は薪の灯りだけでしたが、最近は照明も使います。

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10. 能って難しそうですが、事前に勉強しないとダメですか?

雰囲気を楽しむだけでも良いですが、少しあらすじやみどころを理解しておいた方がよくわかると思います。自主公演では、プリントをお配りしております。詞章も載ってますが、できれば開演前にお目をお通しください。本番でプリントばかり御覧になると、感性で観ることができなくなったり、一瞬のシテの動きを見逃して、感動できなくなります。

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11. 1日1曲の時と複数の時とありますが、違いは何ですか?

特に意味はありませんが、主催者の意図によるものだと思います。 自主公演では夜の催しは、会社帰りに気軽にお越しいただけるよう、 能1番のみ、または能と狂言1番ずつの公演が多いです。

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12. 能と狂言ってどう違うんですか?

能と狂言、両方で能楽です。能は人間の哀しみや憂いを表現しようとした 演劇、狂言は笑いを表現した寸劇のようなものです。

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13. 能には流派はありますか?

あります。舞や地謡、主人公を担当しているシテ方は5流儀あります。 詳しくは、能楽事典を御覧下さい。

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14. 面や衣装に意味はありますか?

とても深い意味があります。能楽師が最も大切にしているのが能面。 役柄によって決っています。衣装の柄にも意味があり、名前があります。 詳しくは能楽事典を御覧下さい。

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15. いつも面をつけるんですか?

シテは面をつけますが、つけない曲もあります。しかし、直面(ひためん)といって 面をつけているつもりの素顔で臨みます。

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16. 横の出入口が狭いのはなぜ?

切戸(きりど)といいますが、後見などの裏方さん的役の人が出入りするので、 大きなな出入口にしなかったんです。 それが今日に至り、現在では地謡や囃子方も出入するようになりました。

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17. 歌舞伎に及ぼした影響は?

能のストーリーや音楽を派手に変化させた物が沢山あります。

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18. 幽玄とは何ですか?

一言ではいえませんが、夢の中での幻のような美しさのことでしょうか。 しっとりとするばかりの美しさではなく、 華やかさの中に一本強い芯の通った美しさのことです。

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19. 能楽師は歌舞伎のように世襲ですか?

世襲制ではありません。世襲で継いでいる方も多いですが、 中には普通の家庭から能楽師になる人もいます。

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20. 能の歴史で女性演者がいない理由は?

現在では能楽協会に所属している玄人の女性能楽師も沢山います。 かつては武家社会の中で育まれた芸術ですから、女性はいませんでした。

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21. 能のストーリーは何をもとに作ったの?

能の大成者『世阿弥』は「本説正しい」ことを作能の第一条件として力説しています。 本説とは由緒正しい典拠。 著名な古典物語を題材として舞台化させています。 多くの曲は「源氏物語」「平家物語」「伊勢物語」「太平記」などを 原典としてストーリーが組み立てられています。

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22. 修行のしかたは?

大抵は1人の師匠のもとに付き、8年から10年ぐらいの修行を積みます。 住込み書生、通い書生・・・。 でも師匠に教わるのはあくまでも基本となる部分。 本当に大切なのは自分の目で見て耳で聞き、貪欲に盗むことです。

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23. なぜマイクを使わないの?

各演奏者が自らの肉体を使って、個を主張し合い凌ぎを削り合って、 その上で大きな調和がもたらされています。 音響機器などを使ってしまうと、その調和が破られ歪められたりする危険性があるでしょう。 近頃では、薪能のような特殊な場合に最低必要限度の装置を使用することがあります。

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24. 良い面とはどんなの?

古いオリジナルなものは、もちろん歴史的にも価値のあるものです。 でも舞台上で大切なことは、 シテを舞う個人が気に入り、舞台でうまく調和できるものです。 個人の感覚で良いかどうか、決るのかも知れません。

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25. 足拍子の意味は?

拍子には2つの意味があります。1つはリズム感をだす、もう1つは心の高ぶりの表現。 また、狂言の三番三では地(大地)を踏む型として足拍子があります。

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26. 子方は何歳まで出来るの?

年齢より、体型や声などで判断します。身長が伸びたり、 声変わりの時期がきたらそろそろ終わりです。

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27. 能楽師はみんな謡がうたえるの?

能ではそれぞれのパートの人は自分の持分だけ出来ればいいのではなく、 全て理解していなければダメです。 能楽師はシテ方であろうと、囃子方であろうと、全てのお稽古を修行中に習得します。 謡は能の中の基をなします。

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28. 装束のコーディネーターはいるのですか?

コーディネーターはいません。曲ごとに装束の種類はおよそ決っていて、色や模様の取合せはシテやワキが決めます。

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29. 装束の値段、重さ、保存方法は?

値段−種類・模様・質などによって違いますが、 高いもので唐織(80万〜200万)安いもので腰帯(5万〜)、 でも年代物になると値段のつけようがありません。 重さ−重いもので数十キロあるものもあります。 保存方法−1着ずつ「たとう」に入れ,蔵の中で保存します。 湿度の具合や虫除けには気を使います。

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30. 袴(はかま)ってピンと張ってますが,芯を入れているのですか?

芯などは入っていません。仕立てと織り方でキリっとなります。材質はほとんどが絹。 現在は値段も安く扱い易いので、合成繊維のものも使われています。 日本の着物は直線を、西洋の服は曲線を大事にします。袴などはその代表です。

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31. 舞台にでる大道具はどうやって作っているのですか?

『作り物』といいます。竹を使って骨格を作り,布や紙をつかって整形します。 常に舞台裏にあるのではなく、 普段はバラバラになっていて上演前にシテ方によって製作されます。

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32. あの長刀や太刀は本物?

もちろん偽物。材質はほとんどが木材で、限りなく本物に似せて作ってあります。

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33. 能には楽譜はありますか?

手附といって楽譜に近いものはあります。 わかりやすい「八割(やつわり)」というものもあります。

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34. 小鼓の人が時々顔を近づけるのはなぜ?

小鼓のいい音を出すには、適度な湿気が必要なので、顔を近づけてハーッと息をかけています。

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35. 笛は時々しか入りませんがどういう所ですか?

舞という部分には必ず入ります。それ以外は盛り上がりのある所や区切りの所に入ります。

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36. 能では大鼓と小鼓が椅子に座るのはなぜ?

椅子ではなく床几(しょうぎ)です。楽器を鳴らす時の腕の動作などの具合でしょう。あと4人囃子の真中 2人が床几に掛ける(座るとは言わない)ことによって見た目の安定感もでますね。

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37. 囃子方と地謡の関係は?(対等か従属か)

難しい質問ですが、囃子と地謡がお互いに主張しあったり、譲り合ったりすることによって、引っ張り合いが生じ、 緊張感のある舞台が生まれます。互いに尊重し合う対等な関係でしょうか。

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38. 囃子では誰がリードしているのですか?

能の音楽では4つの楽器と謡が対等の立場で、 力を尽くし渡り合うことによって調和を作り出します。 ただ、手組みのきっかけのサインを出す役目は太鼓で、 太鼓の無い時は大鼓となります。

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39. 指揮者がいないのになぜ合うの?

囃子では掛け声が、指揮者の役割。掛け声でお互いの息使いを感じ間を伝達します。 コミといって 息を詰めるところが非常に大切なポイントで、地謡ともコミで確認し合います。

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40. どこで情報を仕入れるの?

「ぴあ」のような情報誌でも調べられます。 インターネットでも現在では多くの公演情報が入手できます。 能楽堂に問合せたり、催しに行けばチラシなどをゲットしておこう。⇒能楽堂一覧

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41. チケットはどこで売ってるの?

大槻能楽堂はもちろん、チケットぴあなどのプレイガイド、ローソン、各能楽堂でも買えます。
→ チケットお問合せ

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42. どんな催しを選べばいいの?

初めから能が3曲以上ある催しは時間も長いので見るのに疲れます。どれか1番に絞ってじっくり楽しむことも良いかもしれませんが、最近では能1曲の催しも多くなりました。能楽堂の事務所へ問い合わせ、初めて観る旨を伝えて、良い催しを紹介してもらいましょう!!
→ 公演スケジュール
→ チケットお問合せ

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43. どんな曲のものがいいの?

能は250曲以上の物語があります。
1.ストーリー展開がはっきりしていて動きの多い、派手でわかりやすいもの。
2.静かで動きが少なくても主人公の心情をしみじみと描き出す、情緒性の高いもの。
好き好きもありますので簡単には分類できませんが、初めての場合は1番の方が退屈したりはしないと思います。でも能らしい幽玄の美を追求したい方は、ぜひとも2番です。

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44. 見にいく時の注意事項は?

服装はもちろん自由です。自分の感性で見ましょう。自由な見方をして良いのです。
より能を理解して楽しみたい方は、事前に少しその曲に対する予備知識を持って臨みましょう。
 ⇒曲目解説 あらすじ
初めての場合は言葉も聞き取りにくいので、物語のあらすじを理解するのとしないのでは雲泥の差。解説本もたくさん出ています。
謡曲本をお手元に用意されるのも良いですが,本の文字ばかり追って舞台の名場面を見逃さないように。 もしもお持ちでしたら事前にさっと目を通し、あとはしっかり舞台をご覧になるのが良いでしょう。

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